2019年 名古屋拠点のSFC修行を終えて 2020年の参考 その1

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ANA Wide Gold Card + Super Flyers Card

どうも!ムーチョです。

投稿久しぶりになりましたね~。

やはり自分はコツコツやっていくのが苦手みたいで三日坊主になってしまっていたのですが、最近仕事から帰ってきたら即寝の生活で全然有意義に過ごせていないと反省し、また少しずつですが投稿を増やしていこうと思います!

AmazonアソシエイトもGoogle Adsenseももう少し記事を書かないとなかなか通らなそうということもあるので、せめて審査が通るまでは頑張りたいですね~。

 

SFCとは?

さて、皆さんはSFCという単語をご存知でしょうか?

普段飛行機に乗らない人だとなかなか知る機会は少ないかもしれません。

ずばり、SFCとは「Super Flyers Card」の略です。

ANA Wide Gold Card + Super Flyers Card

と言われてもそれが何ナノ?って感じですよね~。

簡単に説明すると、日本の2代航空会社であるANA(全日空)の上級会員(ANAプレミアムメンバー)になった人が所有するクレジットカードのことを意味するんですね。

(ちなみにJAL|日本航空の上級会員のカードは「JGC」といいます。)

なんか上級会員と聞くと雰囲気はカッコいいですよね。

でも実際何かいいことあるの?という疑問が次に生まれてきそうですが、これがけっこうたくさんいいことがあるんです!

<SFCの主なサービス>

私が考える「これは良かった!」と思う順番で紹介!

  • ANAラウンジの利用(国内線+国際線)
  • 優先チェックインカウンターの利用
  • スターアライアンスゴールドメンバーへの昇格
  • 専用保安検査場の利用
  • 手荷物の優先受け取り
  • 手荷物許容量の増加
  • 機内への優先搭乗
  • 国際線特典航空券の優先利用
  • アップグレードポイントの付与
  • フライトマイルボーナスの付与
  • ANAマイル→ANAスカイコインへの交換率1.6倍

これ以降は私はあまり使わないけれども存在するサービスです。

  • プレミアムメンバー専用サービスデスクの利用
  • 国内線座席指定の優先利用
  • 予約時空席待ちの優先利用
  • 空港での空席待ち時の優先扱い
  • 羽田空港駐車場の優先予約
  • 家族カードでの特典の共有

めちゃくちゃ多いですよね!

代表的なサービスの紹介をしたいと思います。

 

ANAラウンジの利用

SFCを取得する一番利用する回数が多いのではないかと思われる「ANAラウンジ」の利用!

ANAラウンジとは、ANAが直接運営する特別なラウンジ!

ってかラウンジってなんやねん?と思う方もおられるかもしれないので少し紹介すると、航空会社のカウンターでチェックイン後、手荷物検査(保安検査場)を通過すると機内に案内されるまでちょっと暇な時間ができます。

国際線であれば免税店、国内線ならちょっとしたお土産屋さん等ありますが、そんなに時間を潰せるものでもありませんよね。

最近では機内案内前のカウンターの設備も良くなってきているため、スマホ充電用のコンセントだったり、Wi-Fiが飛んでいたりして特に不自由する人も少なくなってきているとは思います。

セントレア1階のコンセント付き待合場

しかし、繁忙期になるとWi-Fi回線も混雑して繋がりにくくなり、コンセントのある席はけっこう埋まっていることがほとんどです。

その場合機内案内があるまではボーッと席に座っているか、はたまた座ることもできずに立って30分以上待つ、なんてこともザラではないでしょうか。

そんな時ラウンジがあるとすごく便利なんです!!

上級会員のカードを持っている人やファースト・ビジネス・プレミアムクラスの人のみが使える待合室があるんです。

成田空港ANAラウンジ入口

中部国際空港サクララウンジ入口

しかも国際線であれば食事までも無料で取ることが出来るので、少しでも旅費を抑えたい人や、時間を有効活用したいと思う人には便利かもしれません。

セントレアサクララウンジ内料理

クアラルンプール空港ラウンジ料理

国内線はアルコールを含むフリードリンクやちょっとしたお菓子などが提供されます。

僕はビールが大大だ~い好きなので、だいたい1杯は飲むようにしています笑

当然限られた人数しか利用されないため、コンセントもWi-Fiもほとんど混雑することなく利用できるのはとても魅力的ではありませんか?

成田空港ANAラウンジ内

シャワーがあるラウンジではシャワーも借りることができます。タオルも借りることができるところも多いです。

クアラルンプール空港ラウンジシャワー

 

優先チェックインカウンター

最近では「Skip」サービス(スマホに航空券のバーコードを発券して、ゲート前でピッとかざして保安検査場に入場するためチェックインカウンターによらなくてもいいシステム)が普及し始めたため国内線ではほぼ並ぶことも無くなってきたのですが、国際線はまだそうもいきません。

セントレアチェックインカウンター

(私はDELTA航空の「ニッポン500マイルキャンペーン」に参加するため、Skipサービスが使えるけれども、わざわざチェックインカウンターに寄って航空券を発券してもらっています。こちらについては別記事で紹介する予定なのでそちらをご参照下さい。)

だいたい国際線の場合3時間前からチェックインカウンターが開き、航空券の発券ができるようになりますが、だいたいチェックインカウンターの前には長蛇の列が・・・ってことが多いです。

あれってせっかく早めに空港についたのに、並ぶだけという何の生産性もないことにひどい時には1時間近く費やしてしまうこともあるんですよね。

しか~し、SFCを持っていればわざわざそんな列に並ばずとも、上級会員専用の優先チェックインカウンターが存在するため、長蛇の列を横目に一瞬で発券できるということなんですね!

これはかな~り便利!余った時間もお土産を買ったり、ゆっくりラウンジで過ごしたりと空港内でも旅の一部として楽しむことだって出来るんです!

 

スターアライアンスゴールドメンバーへの昇格

SFCを取得すると、ANAの上級会員であると同時にANAの加盟しているスターアライアンスの「ゴールドメンバー」にも昇格できます。

これは何かといいますと、世界の航空会社は100社以上存在するのですが、その中で3つの大きなグループを作っているんです。

1つ目はJALが所属している「One World|ワンワールド」。

2つ目は日本の航空会社は1社も所属しておりませんが、先程私が「ニッポン500マイルキャンペーン」への参加で言っていたデルタ航空等が所属する「SkyTeam|スカイチーム」

そして3つ目が、ANAが所属している「Star Alliance|スターアライアンス」になります。

BIG3アライアンス

よってSFC取得者は「スターアライアンス」の「ゴールドメンバー(上級会員)」になることが出来るのですが、何が嬉しいのでしょうか?

それは、先程ANAの上級会員で得られるような特典サービスと類似するサービスをほぼ受けることができるようになるということなんです!!

例えばですが、ANAの航空券は基本的に高いと言われていますが、一般的にアジアやヨーロッパに行く際に安い値段で航空券を買うことのできる「タイ航空」や「シンガポール航空」などを使う人が多いのではないでしょうか。

そんな「タイ航空」や「シンガポール航空」も実はこの「スターアライアンス」に所属しており、「ANA」の航空券を買わなかったとしても、「タイ航空」や「シンガポール航空」の航空券で優先チェックインカウンターを使用したり、ラウンジを使用したり出来るようになるんです!

スターアライアンス加盟航空会社

これってすごいことだと思いませんか?!

ちなみにこのスターアライアンスゴールドの称号はANAのSFCを持っている限り、半永久的に取得することができます。

実際にはSFCは基本的にゴールドのクレジットカードになりますので、年会費が約10000円かかってしまいますが、それを見越しても余りある特典だと思います。

そしてもう一つのポイントが、「スターアライアンス」だからいいんです。

これはどういうことかというと、単純にスターアライアンスに所属している航空会社が多いので、どこか海外旅行に行きたいと思った際に、利用したい航空会社の幅が広がる、ということなんですね。

日本に発着する航空会社を見てもやはりスターアライアンスに所属する航空会社が多いのがわかります。

よって、JALの「JGC」取得よりもANAの「SFC」を取得する方がより利便性が高いと思っています。

しかしながらこれは旅行に行く視聴者がどこに住んでいるかということにもよります。ANA便があまり飛んでいない地域の人はその恩恵は少ないかもしれません。また最近はSFC取得者も増えてきて、ANAラウンジが混雑することも多く、そういった意味ではJALのJGCの方が良いのかもしれません。

自分の状況に合わせてSFCを取得するかJGCを取得するか考えればいいのです!

もしくはどっちも取得すればいいんです!笑(お金と時間に余裕があれば・・・)

 

 

専用保安検査場の利用

空港に到着して搭乗するまでにいつも混み合う箇所が3つあると私は思っています。

1つ目は先程も出たチェックインカウンター。

2つ目は搭乗案内。これもSFCがあれば優先的に入れます。(これは機内で荷物などを上の戸棚に入れる際に他の人がまだ荷物を入れていないので、後から入ってきてすでに戸棚がいっぱいになっていてどこに入れればいいんだ、と焦る必要がなくて便利です。)

そして3つ目が保安検査場(手荷物検査場)です。

チェックインカウンターの長蛇の列でヘトヘトなのに、また並ばせるのかと言わんばかりの長蛇の列になっていることが多いです。

しかし、この長蛇の列もSFCを使って保安検査場を利用すればものすごく楽!

私は実家が九州なので福岡空港を利用することが多いのですが、福岡空港は優先チェックインカウンターと保安検査場とラウンジがつながっているので、ドチャクソ便利なんです!!

国内線であれば、電車などが遅れて30分前に空港に着いた場合でも焦ることなくチェックインして保安検査場を通過して、ラウンジは時間がなければ通過して、そのまま搭乗口まで進むこともできます。

これはめちゃめちゃ便利!!

しか~し、私の住んでいる愛知県のセントレアでは比較的最近できた空港にも関わらずこの上級会員専用の保安検査場がないんです。もう非常に残念・・・。あまりSFCの恩恵を受けることができないんです。(もちろん、優先チェックインカウンターや優先搭乗など他のサービスは通常通り受けられますよ!)

 

 

SFCはどうやって取得するの?

さて、まだまだサービスは存在するのですが、このサービスを受けるためにはSFCを取得しなければなりません。

ではどうやったらこのSFCを取得することが出来るのでしょうか?

単にお金を積めばいいというわけではないんですね~これが。

飛行機に乗ると「マイル」というポイントが貯まることは皆さんも知っている方が多いのではないのでしょうか?

この「マイル」と似たようなものがあなたが知らないうちに実は付与されているんです。

それがANAでは「PP|プレミアムポイント」と言われるもの。

これは実際にスターアライアンス系の航空券をお金で買って(特典航空券は含まない。特典航空券がわからない人は気にしなくていいです。)、実際に飛行機に搭乗して初めて付与されるポイントなんです。

クレジットカードのポイントなんかは航空券を買った瞬間(実際にはクレジットカード会社が情報を取得できた日)からポイントが付与されることが多いと思いますが、このプレミアムポイントは実際に乗らないとダメなんですね~。

なので航空券だけ買ってそれを転売してもプレミアムポイントは貯まらないんですね~。

このPPは貯めれば貯める程、ANAの会員ランクが上がっていきます。

 

一般会員         |30000PP以下

ブロンズ会員       |30000PP(内ANA便15000PP)

プラチナ会員       |50000PP(内ANA便25000PP)

ダイヤモンド会員|100000PP以上(内ANA便50000PP)

以上のPPが各々の会員になるために必要になってきます。

ではSFCではこのPP、どのくらい貯めればいいのでしょうか?

このSFCになるためには、プラチナ会員になって申し込む必要があります。つまり、プラチナ会員になるためのPPである50000PP(内ANA便25000PP)が必要ということになります。

この「(内ANA便25000PP)」とは、50000PPの内の内訳として、半分はスターアライアンス加盟航空会社で貯めてもいいけど、半分はANAを使わないとダメですよ、ということを言っています。

ここで重要になってくるのが、「PPの有効期限」です。

PPは年を跨ぐと失効してしまうため、1~12月までの1年間の内に50000PPを貯めて、SFCクレジットカードの申し込みをしなければなりません。

よって、12月までに49999PP貯めていたとしても、翌年の1月になると0PPになってしまうため、12月までに絶対にプラチナ会員になる必要があります。SFCの申し込みまでやって手元に実際にカードが届くまでを12月までにやっておいた方が安全です。

また会員資格も年を跨ぐと失効してしまうため、同じ会員になりたければ毎年50000PP貯めるために飛行機に乗り続けないといけません。

しかし、SFCにを一生に一回だけ取得すれば半永久的にこのプラチナ会員と同等の資格が取得できるので、1年間だけ頑張ってみようかなぁという気になりますよね!

 

SFC修行とは?

そんなSFC取得までの必要なPPはわかりましたが実際にどれくらい飛行機に乗ればいいのでしょうか?

一般的に利用者の多い「羽田(東京)→那覇(沖縄)」のプレミアムクラス航空券で片道2886PP貯めることができます。

往復で5772PPですから50000PPを達成するには、

 

                   50000PP ÷ 5772PP = 8.66…回

 

よって、1年間に合計9往復すれば50000PPを超えることが出来るようになるんですね。

って簡単に言いますがそんなに沖縄に行く暇なんてねーよー、と思われるかもしれません。

そして1年間に9回も同じ沖縄に行くなんて飽きるわ、と思う人も多いことでしょう。

ですが世の中には稀有な人もいるんですね~。

土日を使って往復する人たちがいるんです!

でも土日だけだとゆっくりできないじゃん!と思う方がいると思います。

その通りです。ゆっくりすることができずに、到着したらすぐ帰るんですね~。

なぜそんなことをするのか・・・?

そう目的は一つ、SFCを取得するためにPPを貯めるためです。

いや~、私はそんな焦って旅行はしたくないので(かつ私はダイビングをするため、最低でも3日は必要)、こんな旅程はあまりしなかったのですが、こういった旅程でSFCを取得することを「SFC修行」と言うんですね!

まだ国内ならいいのですが、わざわざ海外まで行って空港から出ずに帰ってくる人たちもいるんです。

よく使用される国がシンガポールだったり、クアラルンプールだったり、オーストラリアだったり・・・

そういった旅程はSINタッチだったり、KULタッチだったりと言ったりします。

これはシンガポールに行ってタッチしてすぐ帰ってくることから名付けされたらしいですが、海外まで行ってすぐ帰ってくるなんてもったいね~と思ってしまうので、僕はあまりオススメしないですね。

どうせ修行するにしても旅行もしっかり楽しんで取得できたら一石二鳥じゃないですか!

 

SFC修行はいくら費用かかるの?

正直航空券の値段の低いローシーズン時期に行けばちょっとは値段を抑えることは出来ると思いますが、一般的にはだいたい「50万円」ぐらいかかると思います。

ちなみに僕はだいたい35万円ぐらいかかりました。

なんでこんなに安いのかということは次回のルート公開で詳しくお伝えします!

 

PP単価は?

ここでSFC修行の話をすると出てくる単語として「PP単価」という単語をよく耳にします。

この「PP単価」とは「1PP(プレミアムポイン)あたりにかかる費用(◯円/PP)」のことを言います。

ようはPP単価が低い程効率的に修行が行えているということになります。

ここで例を上げると、東京-沖縄のプレミアムクラスでの値段が30000円とすると先程にもあったようにPPが2886PPとすると

 

              30000 [円] ÷ 2886 [PP] = 10.4 [円/PP]

 

となります。

つまりPP単価が平均10 [円/PP]とすると50000PP貯めるためには50万円かかるということです。これが一般的ですが、正直SFC修行する人がちょっと調べてやるとこれくらいで済むだけであって、普通に予約しようとするとPP単価13~16なんてこともザラです。

つまり何も考えずに予約するとPP単価15とすると75万となるんですね。

SFC修行をめちゃくちゃ練って計画した人だとPP単価7円という方もいらっしゃるようですが、この場合は35万円ということになります。

 

まとめ

ということで今回はここまで。

SFC修行はまだまだたくさんお話することがあるので何回かに分けて報告しますね。

<重要なポイント>

・SFCを申し込むためには1度だけANAのプラチナ会員になる必要がある。

・プラチナ会員になるには実際に飛行機に乗って50000PP貯めることが必要。

・一度SFCを取得できれば、年会費を払い続ける限り半永久的にANAの上級会員の資格が手に入る。

・SFCがあると多くのサービスを受けることができる。

以上です。

では、次回は少しでも費用を抑えるためのコツや実際に私が2019年に愛知県の中部国際空港セントレアを拠点にSFCを取得したルートを紹介します。

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